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2005年2月に宿泊。 天候により色が変化するという不思議なお湯が自慢のアットホームな雰囲気の宿。接客やサービスには無頓着な素朴さも一興。部屋は入口前の売店の隣の新館(たぶん)の203号室。ごくごく質素な普通の部屋だったが眺望は良かった。とにかく館内も客室もゴチャゴチャと置物(?)を置きまくっていて微妙な空間が生まれていた。案内してくれた館主のお爺さんは元陸軍少尉だったそうだ。素朴な人柄で俳句が好きらしくのあちらこちらに俳句に縁の日本手ぬぐいや額が展示(?)されていた。旅館の入口の前にも自分が読んだ句を刻んだ歌碑があった。館内はクネクネして、からくり屋敷のように複雑なのに、案内もしてくれないので、露天風呂の場所を聞いたら、おもむろに部屋の窓から遥か下を指差して、「ああ、アレが露天風呂ですよ」と、、、、これには思わず吹き出しそうになった。館内のアチコチに手書きの地図があったのでそれを解読しながら、、、ようやく目的の露天風呂(混浴1/女性専用1)に到着。チョットした探検気分だった(笑) 露天風呂は冬でもかなり熱かったが、エメラルドグリーンのお湯と荒々しい大自然を眺めながらの野趣溢れる湯浴みは最高の気分でした。食事はあまり記憶にないが、ごく普通の温泉料理だったと思う。料金は、この部屋、このサービスで、二人で4万円近かったので、決して安くはないし、痒い所に手が届かなさ過ぎではあるが、このような素朴で媚びない昔ながらの山の宿には、いつまでも洗練されずにそのままであって欲しいと思う。玄関前の歌碑に書かれた句は「さわがにの からあげ ここは おくしなの」、、、斬新で味わいのある歌だと思った。そういえば、夕食に出てたなあ、「沢ガニの唐揚」が。デザートはリンゴ一個と果物ナイフ。自分で剥けってか。
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