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2004年11月に宿泊。全国的にも有名な黒川温泉の中でも1,2を争う人気の宿だけあって、全ての面でソツのない感じ。玄関を入ってすぐのロビーには囲炉裏テーブル。この古民家風な雰囲気で館内はすべて統一されており、心地よく機能性と調和されていて、とても落ち着く空間を作り上げている。Cタイプ「301浮雲」に泊ったが広めの本間に2畳の広縁、その先には小さめのバルコニー。清潔感と風情溢れる室内でノンビリ寛ぐことができた。部屋には自由に何飲めるエスプレッソマシーンがあり、コーヒー党の私にとって、草津の「つつじ亭」以来の嬉しいプレゼントだった。部屋にある半露天風呂も解放感抜群で悪くはないのだが、やはりチョット窮屈。もっぱら私と妻は、渓流沿いの混浴露天風呂を利用した。その渓流沿いの大露天風呂はスケールも迫力もロケーションも、すべての面において素晴らしく、日本の露天風呂の中でも、間違いなくTOP10に入る。とにかく、すぐ脇を轟々と流れる激流がかき乱す空気と振動は圧巻だった。浴衣も可愛く、妻も大喜び。食事は、夕朝食とも、吹き抜けの凝った作りの食事処で「花片片」で。夕食は少しずつ運んで来る懐石風で味・量ともに満足。朝食は目の前で暖められる味噌汁など、品数も多く、だいまんぞく。接客も洗練されていて滞在中、不満を感じる事は一度もなかった。ただ、特に親切にされたという記憶もなかったが。人気の宿なので、喫茶や大露天風呂に立ち寄りの人が多いのには辟易した。他の宿にも言えることだが、この点が黒川の良い所でもあり悪い所でもある。値段は一室二名で一人二万円強で、有馬、箱根、熱海など大都市近郊にあったら倍近くしてもおかしくない事を考えれば、コストパフォーマンスは高い。古民家風の脱衣所が何気なく床暖房になっていたのには感心した。
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