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2006年2月に宿泊。江戸の旅風情を想像させてくれる古い歴史を持つ宿。黒川の中心街に窮屈に軒を連ねている割に、入って見ると館内はユッタリとしており、どこにこんなスペースがあったのかと不思議に思った。外観は、同じ黒川にある新明館のように全体が黒い板とサンドベージュの塗り壁で統一されている。細かい部分にまで手が入っていて新明館ほどゴチャゴチャしてない。全体的な「品格」もこちらの方が上に思われる。さすが、細川藩の殿様御用達の湯宿だっただけある。宿の代名詞でもある「代官の湯」は混浴で、四方を建物や異常に高い塀に囲まれているため眺めは良くないが、広さは十分なので圧迫感はない。それより、露天風呂と本館の行き来に、田の原川に沿って、風に吹かれながら浴衣で外廊下を歩くのがとても風流。部屋はグレードの高い角部屋「清流の間」。こじんまりとした民芸調の部屋だが、広縁のロッキングチェアに座り黒川温泉の中心地や田の原川をのんびり眺めていると本当に癒される。居心地も良く清潔で華美過ぎず◎ 夕食は部屋食で、値段の割りになかなか高いレベルで十分満足。だが、広間で大勢で食べる朝食は、黒川の他の宿に較べてちょっと寂しい内容だった。エピソードだが、風呂に入ってる間に、妻が入浴後食べようと楽しみにしていたデザートのフルーツが下げられてしまいションボリ。翌朝話したら気持ちよく新しいフルーツをテンコ盛りで持ってくれて、妻は感激していた。対応も合格点だろう。
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